語彙を増やす 発語を促す 一人遊び
言葉が少ないMくんですが、じっくりゆっくり関わると、少しずつ単語が出てきます。新しい単語も興味がありそうなことから探して繰り返し伝えるようにしています。特に指導員からは、絵本やカリキュラムの教材を通して、たくさんの単語で語り掛けることを、毎回心がけています。
興味のあることは長時間遊べるようで、お野菜や果物をコツコツと切ったり、くっつけたりしています。指先の力や手首の柔軟性が必要で、おもちゃの包丁を握ったり、両手を協応させるように、利き手と反対の手は押さえたりすることが大切です。
物の形のマッチングもよくできていて、切る包丁の使い方も真っすぐ縦に持てています。
お子さまによっては集中力が短時間しか持たないお子様もいらっしゃいますので、特にお子様が何に興味を持つのか・・・を観察する必要があり、それによって、うまく机に座れたり長時間、座位を維持することができます。
単語もたくさん話しかけて、少しずつその中の単語が発語として見られるようになってきました。
これからも発語が伸びるように指導していきます。
ロディーも気に入って、しばらくそれで身体を動かしていました。
指導員に一度身体をぐるぐると回転してもらうと、それが楽しかったようで、グルグル!と繰り返し、お願いしていました。
トランポリンが体感を整える療育カリキュラムとしてよく挙げられますが、とにかく足元が不安定なもの、揺れるものが体の軸を整えて、バランスをとるための筋肉や関節を作っていきます。
Yちゃんも最近特に発語が増えてきたように思います。
特に絵本が大好きで、いつも指導員と一緒に絵本を広げて、単語を促すように、話しかけています。想像力ももちろんですが、その中に含まれる色、名称、形など、たくさんの単語が含まれるように話しかけていくようにしています。
発語が少ないお子様には脳の中にある単語の数をどんどん増やしていくことが大切で、療育の施設の中だけでなく、安心して過ごせる環境の中で、ご家族など、できるだけ多くの人に、コミュニケーションの一つとして話しかけてほしいと思います。
Yちゃんは単語も色も以前よりはっきりと表出できるようになり、成長が見られます(^-^)
オレンジ、スイカ、黄色、などたくさんの色を見て、自ら先生に伝えようとする姿が見られました。
今後もこのように、自分の伝えたいことを表出できる時間や機会を保護者様も見逃さないで、お子様のペースにあった会話にゆったりとお付き合いいただければ、きっと伸びていくと思います。
お子様の言葉が出てくるようになるタイミングは、神様にしかわかりませんので、ゆっくりゆっくり関わっていきましょう。
※ 発達障がいのお子様、また発達障がいではないだろうか?とお悩みをお持ちの保護者様からのご相談もお受けいたしております。
例)
★言葉が出ない手先が不器用なんだけど・・・
★集団になじめない視線が合いにくい
★自分の思うようにならないとパニックになる、かんしゃくを起こす
★言葉が表現できないので、自己表現できなくて泣く・・・
★または、療育を受けたほうがいいと思うけどその方法がわからない・・・
などでも結構です。
ママ友さんたちの勉強会もお声かけていただければ、時間の許す限り、出張させていただきます。
自閉症スペクトラム等、発達障害、グレーゾーンのお子様に関する育児のお悩み
保護者様の心に寄り添うカウンセリング、アドバイスを主体にしております
代表者経歴
村田悦子 児童発達支援管理責任者。正看護師であり、元大学教員。
現在は、兵庫県下の児童発達支援事業所(未修学の発達障がいの診断をお持ちのお子様対象)に管理者、児童発達支援管理責任者の兼務で所属。
管理者自身の子が発達障がいであることを受け入れられず個性と捉え続けた結果、適切な時期に訓練を受けさせられなかった反省から同じ境遇に苦しむ親子への支援と発達障がいの啓蒙活動に従事している。
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