学習に対する意欲、就学前の学んでおきたいこと
Tくんと新しく療育を始めたSちゃんは一緒にお勉強の時間です。
Tくんは自分の名前の文字を書けるように、覚えられるように、鉛筆の持ち方も気にしながら、ひらがなの練習をしています。以前に比べると、文字の書き方も上手になってきました。
自分のお名前なので、かけるととても自信も持てます。就学前のお勉強なので、できれば自分の名前は書けるようになっておきたい、というご希望などもあり、現在ひらがなを覚えること、書くことに一生懸命になっているTくんです。
Sちゃんもまだマザーズハグでの療育が慣れていないので、どこまでできるのか、どんなことに興味を持ってくれるのかを、私たちも慎重に見ていきます。Sちゃんはひらがながしっかりと読めていました。
鉛筆の持ち方はまだ不慣れですが、指導すると持ち方を直したり、時々グリップ持ちになりながらも、努力してなぞりがきを進めていきます。筆圧は薄いので、今後の課題です。
※ お子さまによっては、筆圧が極端に薄い、極端に濃いなどあります。指がしっかり1本1本分離して動くこと、握力、手首の関節の柔軟性なども影響しますので、どうすれば改善するのかを見極めることが必要になります。
しっかり握ることができないお子様は、にずれ使わなくなることを目標に、鉛筆の軸を太くするグリップなども補助に使うと、運筆が安定しやすいです。
努力していることは変わらないので、かけていること、読めていることを、先生から褒めてもらえるととっても嬉しそうです。たくさん褒めてもらえることで、最後まで取り組もうとする意欲になるので、そばで声掛け、見守りは必要です。
今後も自信がもてることを引き出していきたいと思います。
自閉症スペクトラム等、発達障害、グレーゾーンのお子様に関する育児のお悩み
保護者様の心に寄り添うカウンセリング、アドバイスを主体にしております
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代表者挨拶
児童発達サポート室Mother’sHugは発達障害かもしれない、発達障害と診断されたお子様・保護者の方が育児負担・不安が軽減され、将来、未来に明るい気持ちをもって育児にのぞんでいただけるよう応援させていただくためのカウンセリングを実施しています。
私の場合、我が子に障がいがあるかもと聞かされたときには受け入れられず、個性として捉えていましたが成長と共に周りとの違いに気づき、後悔しました。
早い段階での受け入れと無理のないプログラムなどの対応は、お子様の成長を助け、未来を豊かにしてくれる最良の解決策となります。
また、適切な療育はお子様と保護者の双方の精神的・身体的負担を軽減し、穏やかな暮らしをもたらします。
Mother’s Hugでは公共機関・教育機関と連携を取りながら、お子様の発達段階に合わせた個別の療育計画を提供していきます。
もし今、あなたが自分を責めて消耗したり、孤立感にさいなまれているとしたら、今すぐ私たちにご相談ください。
※児童発達サポート室 Mother’s Hug代表は実際に高校生の発達障がいの2人の子ども達の母親です。
今までの育児の中では、時に自分のふがいなさを感じ、たくさんの育児のつまづき、人からの冷たい言葉・・・悔しくて悲しくて、何度も泣きました。
でも、それを乗り越え、今は笑顔で子供たちと生活を送っています。
この一人の保護者としての様々な経験を生かし、悩みを抱えるあなたと共に歩みます。
代表者経歴
児童発達支援管理責任者。正看護師であり、元大学教員。
現在は、兵庫県下の児童発達支援事業所(未修学の発達障がいの診断をお持ちのお子様対象)に管理者、児童発達支援管理責任者の兼務で所属。
管理者自身の子が発達障がいであることを受け入れられず個性と捉え続けた結果、適切な時期に訓練を受けさせられなかった反省から同じ境遇に苦しむ親子への支援と発達障がいの啓蒙活動に従事している。
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